花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ホワイトレースフラワー」のご紹介
学名 | Ammi majus |
分類 | セリ科ドクゼリモドキ属 |
和名 | 毒芹擬(ドクゼリモドキ) |
別名 | ドクゼリモドキ・レースフラワー |
原産地 | 地中海沿岸地方~西アジア |
出回り時期 | 通年 |
旬の時期(開花時期 | 5月~7月 |
花の色 | 白。緑やボルドー色の品種もある |
花のサイズ | 小さい |
Q10:香り(有無や強弱) | 柑橘形の香りやパクチーに似た香りがする。品種によっては、昔の固形石鹸や臭いと感じる匂いがすることも。 |
ホワイトレースフラワーとはどんなお花?
ホワイトレースフラワーは、白いレースのような花姿をしており、レースフラワーと呼ばれることが多いです。
似たような名前のお花に、ブルーホワイトレースフラワーやピンクレースフラワー、ブラックレースフラワーがあります。
同じお花の色違いだと思う人もいるかもしれませんが、別のお花。
どれもセリ科のお花ですが、属性が以下のように違います。
- ホワイトレースフラワー(レースフラワー):ドクゼリモドキ属
- ブルーレースフラワー:トラキメネ属
- ピンクレースフラワー:ピンピラ属
- ブラックレースフラワー:ニンジン属
ホワイトレースフラワーは、花径に10数個もの小さなお花を咲かせます。
この白くて小さなお花が集まっている花姿が、レースのようにヒラヒラとそよいでいるように見え、可憐な印象になるのでしょう。
ホワイトレースフラワーの品種
ここではホワイトレースフラワーの品種を紹介します。
- クイーン・オブ・アフリカ:ホワイトレースフラワーの中で良く出回っている品種
- グレースランド:小さな花が放射状に集まって咲く
- アミ・ビスナガ:小さな花がボール状に集まって咲く
- グリーンミスト:鮮やかな黄緑色の花色
- ダウカスボールド:赤紫~茶色っぽい花色
ホワイトレースフラワーの飾り方
ホワイトレースフラワーは、10個~20個の小さなお花が放射状やボール状に集まって花を咲かせます。
かわいらしい花姿のホワイトレースフラワーは、単独で飾るのもおすすめ。
1輪だけを生けても華やかですが、複数本まとめて飾るとボリューム感が出てゴージャスな印象になりますよ
日持ちする期間はどのくらい?
ホワイトレースフラワーは、日持ちの良いお花です。
こまめなお手入れや、環境の良い場所に飾ると、1週間以上日持ちします。
また、ホワイトレースフラワーは、ドライフラワーになるお花。
ドライフラワーになったホワイトレースフラワーは、長く楽しむことができますよ。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
ホワイトレースフラワーを長持ちさせる管理方法のポイントは以下の通りです。
- 水揚げ方法は、水切りや湯揚げあげ
- こまめに水を交換する
- 水の交換時には切り戻しをする
- 直射日光やエアコンの風が当たらない場所に飾る
ホワイトレースフラワーは、水のない状態が苦手なので、お花屋さんで購入したら、なるべく早く水に浸けるるようにしましょう。
お花が元気な内は、水切りで大丈夫ですが、しおれてきたりお花に元気がなくなったりしてきたら、湯揚げあげをすると効果的です。
他のお花との合わせ方
ホワイトレースフラワーは、かわいらしい花姿をしているので、単独で飾るのも素敵です。
また、カスミソウと同じように他のお花と一緒に組み合わされることが多いお花。
どのようなお花とも相性が良いので、組み合わせるお花を選びません。
例としては、以下のようなお花がおすすめです。
- バラ
- ガーベラ
- カーネーション
- ピンポンマム
- トルコギキョウ
- アンスリウム
- スカビサオ
ホワイトレースフラワーを、バラやカーネーションなど花束の王道といわれるお花たちと組み合わせれば、華やかな花束に。
また、アンスリウムやスカビサオのような個性的なお花とも相性が良く、粋な雰囲気のアレンジメントが作れますよ。
まとめ
この記事では、ホワイトレースフラワーの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ホワイトレースフラワーは、小さなお花が放射状やボール状に集まって花を咲かせる
- ホワイトレースフラワーに似たお花には、ブルーレースフラワーやピンクレースフラワー、ブラックレースフラワーがある
- お花の日持ちは1週間ほどで、ドライフラワーにするとさらに長い期間楽しめる
ホワイトレースフラワーは、小さなお花が集まっている姿が可憐です。単独で飾っても、他のお花と合わせても華やかな印象になります。
お部屋の雰囲気にあわせて、ホワイトレースフラワーを飾って、お花のある生活を楽しんでいただけたらと思います。